歯科恐怖症③パニック発作

皆さま、こんにちは。 副院長の弘子です☺︎

皆さま、生活の中で予期せぬことが起こると、
どう感じますか?

たいていは、
「いや〜、困ったなぁ」「どうしよう」・・・
と思われるのではないでしょうか。

しかし、この予期せぬ出来事こそが、
実は、とても価値があり、チャンスなのです。

理想の仕組みづくりには、必ずと言っていいほど、
アクシデントがつきものです。

このアクシデントこそ、どう乗り越えて仕組みにとりいれていくかが、次の新たなステージへの足がかりとなり、チャンスとなります。

私にとってのアクシデント

それは、昨年のちょうどこの時期、
忘年会で予定されていた素敵なレストランへ行った時でした。

気の合う仲間との銀座のお店での忘年会。

初めていくお店は、地下のおしゃれなお店。

その日のセミナーを終えて、

みんなで地下のお店への階段をおりている時に、

突然、

息苦しくなりました。

はじめは、何が起こったかわからなかったのです。

薄暗い階段で、いてもたってもいられなくなり、
今降りてきた階段を駆け上がっていました。

やっと外に出て、深呼吸。

二度と、その階段を下ることができませんでした。

その日をきっかけに、

満員電車には乗れない。

満員電車でなくても、閉鎖された空間にいられない。

途中下車してしまう。

高層のホテルでは、窓が開かないこともあり、

夜中に何度も、ロビーまで降りる、外の空気を吸いにいく。

飛行機は離陸する前から、具合が悪くなる・・・。

ひどい時は、自宅でさえも息苦しくなって、外へ空気を吸いにいくこともありました。

自分のこの体調は何なんだろう〜??

と、いろいろ調べてみて、

軽い パニック発作 かもしれないと気づきました。

いわゆる典型的なパニック発作ではないのですが、
自分の行動が制限されます。

電車、飛行機での移動、ホテルでの宿泊など
気分が悪くなりそうだと思うと、
キャンセルをしたり、始めから行くのをやめたり。

パニック発作について調べていると、

パニック発作を起こしやすい人は、

「歯科医院を受診できない」

「美容院に行けない」

と書かれているのを発見。

そういえば、私もエステでパックをされる時、
口と鼻をしっかり開けてもらっているにもかかわらず、
どうしても息苦しくなってしまいました。

自分にパニック発作的な症状が出るようになってから、

どうしたら、良くなるのか、
どうしたら、具合が悪くならずにすむのか、、、

たくさん調べましたし、
そのためのたくさんのチャレンジをしてみました。

私の場合は、脳をだますこと

電車に乗ったら、具合が悪くなるという脳の反応を

「電車に乗っても具合が悪くならない」
「電車に乗っている間、この本が読めてラッキー」

など、良くない反応ではない反応をイメージする
    いいイメージに変える。
そして、それを脳に覚えさせる。

医院でも使っている私好みのアロマを嗅ぐと、
体調が戻る・・・という、いい反応を反復練習しました。

そして、この体験から、

このブログで書いている
歯科恐怖症の方々に、

その恐怖を取り除いてもらえるきっかけづくりができたらいいなと思えるようになりました。

歯を削る時にキーンとなる音、

お水が溜まって、息ができなくなりそう、

痛いのではないかと思うだけで、心臓がバクバクする・・・

どれも、私が、電車に乗ったら、飛行機に乗ったら・・・と似ているのです。

大丈夫です。

もし、辛くなったら、飛行機と違って、すぐにチェアから降りてもらえることもできます。

途中やめして、次回へ延期することも。

また、休憩したくなったら、休憩しましょう。

無理に何かをするということはありません。

それは、小さいお子さんに限らず、大人も同じ。

その日の体調を見て、治療を進めることができます。

私は、初めてパニック発作のような症状が出た時、

二度と飛行機に乗れないのではないか、
海外旅行もこれで行けないな・・・と、
悲しい気持ちになりました。

でも、こうして、歯科恐怖症だったり、歯科治療を受けたくても躊躇している方の気持ちが少しだけでもわかるようになりました。

今回のアクシデントは、
神様からの私がより良くなるための課題
だったのかもしれません。

まだまだ、すっきりしたわけではありません。

不安があります。

でも、そんな時、いつも思うこと。

「私だったら、こういう方法で、こういう考えで乗り切れた」

そのことが、患者さんに何かお役に立つ情報になるかもしれない・・・。

そう思える余裕が出てきています。

何か不安があって、歯科受診を避けてしまっている方がいらっしゃいましたら、まずは、お電話から。まずは、相談からでもトライしてみてください。

チームわらびの全員がサポートいたします。

☺︎おまけ☺︎

色々な方のアドバイスや、アロマの力などで改善したパニック発作。

長嶋一茂さんが書かれている本「乗るのが怖い」は、
普段私が実践している健康法だったり、食生活、ウォーキングだったり・・・とても参考になることが書かれていました。もし、よろしければ、電子書籍でも出ていますので、読んでみてください。

 

 

 

 

 

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