レーザーでできること⑤ レーザーの効果について☺︎

皆さま、こんにちは。  副院長の弘子です☺︎

ゴルデンウィーク後半、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

私は、どれだけ仕事が好きなのでしょうか(笑)。

温泉に浸かりながらも、レーザー、診療のことが頭から離れません(^ ^)

皆さまにお伝えしたいことが次々と頭の中を駆け巡ります。

今日もレーザーについて書いていきたいと思います。

今回は

レーザーの効果について

わらび歯科医院にあるレーザーは、Nd:YAGレーザー

(YAG ; イットリウム・アルミニウム・ガーネットを

Nd  ネオジウムを添加した結晶を媒体として用いた固体レーザーのことです。)

(1)Nd:YAGレーザーの作用
レーザーのパワー密度によって、違った作用をします。ここが歯科用のレーザーがたくさんある中でもスーちゃんことストリークレーザーの素晴らしいところです。

一台のレーザーでいろんな治療に応用できます。

パワー密度が低い順に分類すると、(実際には、パワー密度だけでなく、パルス幅、ピークパワー、被照射体の性質により複雑に変化)

①光としての作用
  ②熱としての作用
  ③熱の影響で二次的に起こる機械的作用

(2)Nd:YAGレーザーの効果

1)組織活性化、治癒促進
主に光の作用の効果で起きる
生体にレーザー光を照射すると、その刺激で細胞や組織が活性化され創傷治癒が促進される。

例)三叉神経麻痺などの神経賦活効果、骨形成の促進、第二象牙質の形成促進

口内炎や口角炎で自分に照射して、痛みが和らいだり、治りが早くなっていますよ。

2)加温、血流改善
レーザーを照射することで、その部位の温度上昇が見られ、血流の改善、筋緊張の緩和、発痛物質の抑制などの効果が期待できる。レーザー光を吸収した組織は組織自体が発熱するため、効果の発現が早く、組織透過性があるため深部からの加温が可能となる。
このような効果を利用して、顎関節症の疼痛緩和や筋緊張による開口障害などにも有効です。

実際、歯の治療でレーザー治療をした方が、肩こりから来る偏頭痛が緩和されたり、口が開きにくかった方の顎関節に照射することで、今まで食べづらかったBLTサンド(たっぷり具の入ったサンドイッチ)を食べることができるようになったと喜びの声をいただいています。

3)疼痛緩和、鈍麻効果
   レーザーを照射することで、局所の除痛、鈍麻効果が得られる。
知覚過敏症、顎関節症、矯正時の歯移動痛、外科処置後、口内炎、口角炎、義歯性潰瘍などあらゆる疼痛に対して用いることができます。

レーザーを導入するまでは神経を取る治療の選択になっていたほどの歯の痛みのある方でも、レーザーを照射することで、その場で痛みが和らぎ、神経を残せることが多くなっています。鈍麻と疼痛緩和の効果によって可能となっています。

歯科用にはあらゆるレーザーがありますが、スーちゃんことストリークレーザーの素晴らしさはここでも証明されています。

 

他に

4)殺菌効果

5)細菌性内毒素の失活効果

6)硬組織に対する効果

7)軟組織に対する効果

8)金属に対する効果

などがあります。

次回以降に説明していきます。

☺︎おまけ☺︎

今日は、早朝から温泉に浸かりながらも、普段できない資料の整理やブログを書いています。

私の歯科医としてのスタンス

「なるべく削らない、抜かない、神経を取らない」

このために学びを続けている

口腔顔面痛のための

オロフェイシャルリリースとマイクロストレッチ療法

子供達とのスキンシップに役立っています。

温泉に浸かった後、子供達にも施術。

「本当は子供がママにやることだよね〜」と言いながらも、

「気持ちいい〜!!」「最高!!」と喜んでもらえて、私もいい気分(^ ^)

 

 

 

 

 

 

 

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