顎関節症を含む口腔顔面痛の治療

皆さま、こんにちわ。副院長の弘子です。

今日は文化の日。皆さま、どのようにお過ごしでしたか?

私は、今日も顎関節症を含む口腔顔面痛の治療の勉強へ行って参りました。

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顎関節症の治療は、いろいろな方法でアプローチされていますが、被せ物を入れて噛み合わせを変えて治療したりしても、100パーセント治るものではありません。(データでは、7割の人が再発)

そこで、海外でも積極的に取り組んでいる治療法が、筋膜へのアプローチです。

私が学んで施術している方法は、自然療法。
薬物を使ったり、噛み合わせを変えるために歯を削ったりはしない方法です。
ですので、安全な治療法と言えるでしょう。

日々診療をしていますと、
顎が痛い、だるい
口が開きづらい・・・
などの症状をお持ちの患者さんがいらっしゃいます。

また、

顎に限らず、原因不明の歯痛の場合も筋膜に関与している場合があります。

その場合、筋膜にアプローチすることで、痛みの原因を除去することができる場合があります。

治療法として、
初診時
1. 問診票(一般診療のものと、口腔顔面痛のもの)を書いていただきます。
2.  直接お話をお聞きしながら、筋の触診、圧痛検査(指で触ってみて痛みを感じる場所のチェック)

3. セルフケアの説明
必要であれば、セルフケアの動画の視聴

2回目
1. 問診;セルフケアによる痛みの変化など

2. (ご希望があれば、1回目の診察後にオロフェイシャルリリースまたは、マイクロストレッチ両方の施術予約を取ってもらいます。)
アロマオイルを使って、約30分の口腔外からと口腔内からの施術
その後は、セルフケアをしていただきながら、必要に応じて、2週間おきぐらいに、施術いたします。

痛みや開けづらさを主訴にいらっしゃった患者さんで、セルフケアの説明をしながら一緒にケアしているうちに痛みが軽減した方、一回の施術で口が開くようになった方もいらっしゃいます。

即時効果も出やすい、ケアですので、もしお悩みの方がいらしゃいましたら、受付までお問い合わせください。

また、頭痛、40肩、50肩の方も改善が見られる場合もありますので、セルフケアの方法だけでもお問い合わせくださいませ(^^)

筋膜は、不動=動かないことが、一番の痛みの原因になります。
これから、寒くなる一方ですので、ついつい、こたつや暖房の効いた部屋から出たくない〜、身体を動かしたくない〜、、、と思いがちですが、身体を動かすことで、筋膜もストレッチされて、痛みを感じにくい体づくりができますよ。
ぜひ、この冬は身体を動かして、元気に乗り切りましょう。

いつも教えていただいている日本歯科大 顎関節症診療センター長の原 節宏先生と、日本オロフェイシャルリリース協会代表理事の浜島由美先生と一緒に。
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1 個のコメント

  • こんばんは。教えていただいたブログ拝見させていただきました
    とってもタメになるお話しありがとうございます。
    先生のブログ見るのが楽しみになりました

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