体験するからわかること③

皆さま、こんにちは。副院長の弘子です☺︎

体験するからわかること③

①は、いつも診療する側の私が、わらび歯科医院のスタッフに診療やクリーニング、歯肉マッサージなどしてもらうことで、される側の立場で体験して気づいたこと。

②は、技工士の森田さんが、実際に治療された感想から気づいたこと

その他、セミナーでの相互実習での気づきを今までに書いてきましたが、

今日は、③。

他の病院を受診して、気づいたこと編です。

末娘、毎日の朝練の体操クラブに張り切って通っていたのですが、
練習中の倒立でバランスを崩してしまい、背中側から転倒。

背中を床に打ってしまったようです。

しばらく、様子を見ていたのですが、あまり改善がなく、、、。

今日は、私のカルチャーデー。診療をお休みいただいている日ですので、
朝から、整形外科を受診することにいたしました。

学校は休みたくないと言いますので、受付開始前から、医院の前の列に並びました。（列の中で、他の患者さんとお友達になり、楽しいおしゃべりをしながら待つことができました(^ ^)）

受付開始時刻と同時に鍵が開き、受付で初診の手続きをして、
いざ、診療へ。

少４の娘。　私が同伴しているものの、痛みの具合や、感じることは、自分で答えられます。（一応、行くときに、車の中で、問診の練習は致しましたが・・・。「どこが痛いのかな？」「どんなふうにすると痛みが出るのかな？」「どのぐらい痛い？」など・・・）

歯科を受診される患者さんでも、痛いの具合は、感じ方は本人が一番わかるもの。　その上で、小さいお子さんでしたら、付き添いの方に
「夜中に痛んで眠れないですか？」
「食事の時はどうですか？」・・・など、お聞きします。

さあ、診療室に入った娘、初めての整形外科。
緊張気味で、椅子があるにもかかわらず、突っ立ったままです。

先生も特に座ることを勧められないため、立ったままお話をお聞きすることに。

最初は、「どこが痛いの？」と聞かれ、

娘、「背中のこの辺りが痛いです。」と。

触診になって、かがんでいる娘に先生が、
「脊骨？」「肋骨？」「頚椎？」・・・と。

娘「・・・？？？」

そうです。　娘にとっては、背中はわかっても、「肋骨・頚椎」は、聞き慣れない言葉だったのです。

廊下に出て、娘「知らない言葉がたくさん出てきて、全然わからなかった〜」と。

専門の先生は、きっと娘に合わせて、わかりやすい言葉で話されたのだと思います。でも、ちょっとハードルが高かった！

私も、いつもスタッフと話をする時は、専門用語。

患者さんには、分かりやすく話しているつもりでも、皆様が普段聞き慣れない言葉を使っているのではないかと、気づかされました。

よく、治療内容を説明した後で、
「先生にお任せします」と言われることがあります。

それは、
「先生を信頼しているから、お任せする」と言ってくださった場合と、
「よくわからないから、とりあえずお任せしよう」と仰っていらっしゃる場合があるのかもしれません。

今日は、自分が完全に患者さんの立場になった時に感じること、
良いことはすぐに取り入れ、こうだったらいいなと思ったことは、改善して取り入れたいと思ったのでした。

ついつい、次の患者さんがたくさんお待ちになっていたりすると、早口になってしまったり・・・。

相手の立場に立って考える機会があったことで、今日は明日からの診察に反映したいと思います。

もし、説明がわかりづらかったり、もう一度お聞きになりたいときなど、どうぞ遠慮なく、お尋ねくださいね。

皆様に、理解していただけるように、努めたいと思います。

そして、もう一つ。  忙しいママ、パパ。

子供の受診するのも大変だなぁと。

自分たちの仕事が休みの日は、休診日だったり、どのくらい時間がかかるか分からなくて、予定が立たなかったり・・・。

だから、せっかく来てくださった患者さんに、満足していただけるよう、また、できるだけ、その方のご都合も考慮できたら良いなと思ったのでした。

☺︎おまけ☺︎

今朝、整形外科に向かう途中、横を走って来たバイク🏍

（チバットマンだそうですね☺︎）

娘がパチリと。

そして、今宵は長崎大学歯学部のレディース同窓会でした。

先輩、後輩達の活躍に刺激されて、明日からまた頑張れそうです！

今日のサボテンの写真は、10年以上前に退職した衛生士からいただいたものです。  衛生士長尾の愛のおかげで、毎年この時期に真っ赤なお花を咲かせてくれます。（退職した衛生士は今でも検診に通ってくださっています。時代の流れを感じます〜）